中国生命保険大手、上半期利益13.6%増 今後海外投資を増加へ=中国メディア

 中国メディア・人民網は8月29日、中国生命保険大手の中国人寿保険が27日に今年上半期の業績を発表、純利益が前年同期比で13.6%増となったと報じた。  記事は、同社の上半期の親会社株主に帰属する純利益が184億700万人民元(約3118億円)と前年同期比で13.6%増加し、市場の予測とほぼ一致したことを伝えた。  発表された業績について、会社の総資産が昨年末より7.5%増の2兆1200億元(約35兆9000億円)となったほか、市場シェアが25.7%と引き続き生保市場のリーダーとしての地位を保ったと紹介した。  また、同社の関係者が「上半期では保険料にかかわる事業についての成長は緩やかになったが、投資資産は前年同期比で6.7%増加しており、十分な現金の流れを確保している」とコメントしたことを紹介。さらに、同社が現在海外投資事業に着手しており、リスクコントロールをしつつ徐々に海外投資比率を高めていることを明らかにしたと伝えた。(編集担当:今関忠馬)
中国メディア・人民網は29日、中国生命保険大手の中国人寿保険が27日に今年上半期の業績を発表、純利益が前年同期比で13.6%増となったと報じた。
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2014-08-29 21:00