日経平均は30円高スタート、円安進行で買い先行

 9月1日の日経平均株価は前週末比30円00銭高の1万5454円59銭で寄り付いた。米国株の上昇や、為替市場での円安進行を背景に、東京株式市場では幅広い銘柄に買いが先行した。ただ、地政学リスクなど懸念材料は残り、朝方の時点で上値は限定的となっている。  個別では、東証1部銘柄に指定承認されたアグロ カネショウ <4955> 、サイバーエージェント <4751> 、橋本総業 <7570> が買い気配スタート。業務資本提携の締結を発表した学研ホールディングス <9470> と栄光ホールディングス <6053> も堅調。15年1月期業績予想を上方修正したトリケミカル研究所 <4369> も買いが流入している。  半面、自己株式処分および株式売出しを発表した日新製鋼 <5413> は売りが先行している。5-7月期で営業益6割減と報じられた伊藤園 <2593> も下落。14年9月中間期業績予想を下方修正した浜井産業 <6131> もさえない。(編集担当:宮川子平)
9月1日の日経平均株価は前週末比30円00銭高の1万5454円59銭で寄り付いた。
japan,economic
2014-09-01 09:15