丹青社が年初来高値、業績および配当予想の上方修正を好感
丹青社 <9743> は買いが先行し、8月27日の年初来高値を上回った。午前9時19分に41円高(5.67%高)の763円を付けている。8月29日引け後に発表した15年1月期業績予想および配当予想の上方修正が好感された。
14年7月中間期の売上高を310億円から325億円(前年同期比10.3%増)、営業利益を11億8000万円から22億9000万円(同87.7%増)に引き上げ、通期の売上高を590億円から610億円(前期比6.9%増)、営業利益を20億円から27億円(同31.0%増)に見直した。
受注環境の改善を受けて売上高が堅調に推移。商業その他施設事業で採算を重視した受注活動など収益性向上策が寄与し、現場作業員の人手不足や資材価格の高騰などの影響も懸念したほどではなかったという。
配当は中間期5円を据え置いたが、期末配当を5円から7円に引き上げた。年間では12円になる。(編集担当:宮川子平)
丹青社(9743)は買いが先行し、8月27日の年初来高値を上回った。
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2014-09-01 09:45