任天堂は続伸、新型「3DS」発表、米系証券の格上げも観測

 任天堂 <7974> は続伸し、朝方に230円高(1.99%高)の1万1760円を付けた。8月29日、携帯型ゲーム機「ニンテンドー3DS」の新機種を10月11日に発売すると発表した。ボタンの追加やブレの補正、明るさを自動調整する機能などが搭載されている。  一方、ゴールドマン・サックス証券が8月29日付リポートで投資判断を「売り推奨」から「中立」に引き上げた。目標株価は1万1000円。  株価の下落でリスク・リワードのバランスが大きく改善したと判断した。マリオシリーズを筆頭に築き上げたIP資産や研究開発人員、専用機を購入するロイヤル・カスタマーを保有しており、これらを有効活用すれば17年3月期に最大1800億円の営業利益を描くこともできると期待。その兆候はないが、下落後の現株価のダウンサイドは限定的とした。  年度末に向けてAmiibo発売や健康関連事業の発表などを控え、新規事業の成功の兆しがみえれば健全な株価上昇が期待できる水準になったとみている。(編集担当:宮川子平)
任天堂(7974)は続伸し、朝方に230円高(1.99%高)の1万1760円を付けた。
japan,company
2014-09-01 10:15