原油上昇 地政学的リスクへの懸念が一段と強まる

 金は先週小幅な値動き。ウクライナ情勢懸念などを背景に米株相場が下落し、安全資産として需要のある金の買いが進み、一時上昇する場面もあったが、上昇は長続きせず、株価の反落にあわせて再び下落トレンドとなった。また、ドル高・ユーロ安が進行した影響で、ドル建て商品の金は割高感から上値を圧迫された。  原油は上昇。NATO(北大西洋条約機構)のラスムセン事務総長は、ロシア軍がウクライナ領土内で軍事作戦をおこなっていることを改めて主張した。また、ドイツのメルケル首相は30日に行われるEU首脳会議で、ロシアへの追加制裁の可能性が協議されるとの見方を示した。その影響で、市場では地政学的リスクへの懸念が一段と強まったため、原油の買いが進んだ。(情報提供:東岳証券株式会社)
原油は上昇。NATO(北大西洋条約機構)のラスムセン事務総長は、ロシア軍がウクライナ領土内で軍事作戦をおこなっていることを改めて主張した。また、ドイツのメルケル首相は30日に行われるEU首脳会議で、ロシアへの追加制裁の可能性が協議されるとの見方を示した。
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2014-09-01 10:15