伊藤園が10月中間期予想を下方修正、1Q不振が響く

 伊藤園 <2593> が1日引け後、今4月期の第1四半期業績を発表した。  売上高は前年同期比0.4%減の1187億円となり、営業利益は同60.6%減の21億9400万円、純利益は同68.6%減の9億3700万円に終わった。  同期間、リーフ・ドリンク関連事業で消費増税の影響や前年同期の記録的暑さの反動減、天候不順などが重なり、売上が減少、競争激化も影響したという。  また、1Qの不振もあり、10月中間期の業績予想を下方修正。売上高を2510億円から2390億円(前年同期と比べほぼ横ばい)に引き下げ、営業利益は148億円から92億円(同36.4%減)に、純利益は86億円から50億円(同39.9%減)に減額し、それぞれ減益予想に転じている。  通期予想については修正していない。盛夏期の販売状況を含めて精査中であり、「今後の動向見通しが明確になった場合には改めて見直しを行う」予定とした。  伊藤園の1日の終値は、4円安の2415円となっている。(編集担当:片岡利文)
伊藤園が1日引け後、今4月期の第1四半期業績を発表した。
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2014-09-01 15:15