パスポートの今2月期予想は最終赤字に、期末配当も引き下げ

 1日引け後、パスポート <7577> が今2月期の業績予想を修正した。  8月中間期の売上高は、従来予想の60億円から55億5000万円(前年同期比12.3%減)に、営業損益は9000万円の黒字から1億3000万円の赤字(前年同期は2500万円の赤字)に、最終損益は200万円の黒字から1億8000万円の赤字(同6400万円の赤字)に転じている。  同期間、消費税増税による若干の駆け込み需要はあったものの、その後の反動減が想定以上となった。また、商品と品揃えの改革が途中段階にあるほか、直輸入商品の売上不振で売上原価率の改善が計画に届かなかったことも響いたという。  通期予想についても、売上高を121億円から116億円(前期比9.1%減)に下方修正し、営業損益は2億円の黒字から1000万円の赤字(前期は1億2900万円の赤字)に、最終損益は1000万円の黒字から1億3000万円の赤字(同2億8100万円の赤字)に減額した。  また、同社は期末一括となる今期の期末配当予想を修正しており、従来予想の10円から5円(前期は7円)に引き下げている。  パスポートの1日の終値は、2円高の324円。(編集担当:片岡利文)
1日引け後、パスポートが今2月期の業績予想を修正した。
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2014-09-02 06:00