日経平均は50円高で取引開始、クボタ、三浦工など高い
2日の日経平均株価は、50円34銭高の1万5526円で寄り付き。
前日の米国株式市場はレーバーデーのため休場。国内株式市場は材料難の状況が続いているが、欧州株の堅調さが好感され、日経平均は小幅高で取引を開始した。
個別株では、中間期および通期業績予想を上方修正したオーエムツーネットワーク <7614> や、東証1部への指定承認を発表したクイック <4318> が買い気配でスタート。
ほかにも、1対3の株式分割と実質10銭の配当増額を発表した三浦工業 <6005> が急騰、今秋の電力販売参入が報じられたウエストホールディングス <1407> や、欧州の農機販売強化が伝わったクボタ <6326> なども大きく買われている。
一方で、今7月期は14%最終減益を見通した内田洋行 <8057> や、1Qの不振で10月中間期予想を引き下げた伊藤園 <2593> が売り気配となり、7月中間期の純利益が31%減益となったダイドードリンコ <2590> が軟調。今2月期の業績予想を下方修正したパスポート <7577> や7月中間期の純利益が31%増となったピジョン <7956> も売りが先行している。(編集担当:片岡利文)
2日の日経平均株価は、50円34銭高の1万5526円で寄り付き。
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2014-09-02 09:00