三菱自が急落、調達額2400億円超の公募増資を嫌気
三菱自動車 <7211> が急落。売り気配でスタートし、午前11時19分には50円安(4.4%安)の1081円まで下落ししている。
同社は7日引け後、公募増資などで最大2416億円を資金調達すると発表した。
三菱自では昨年(13年)11月に発表した「資本再構築プラン」でにおいて、優先株式約6.19億株分を公募増資による優先株買い入れで圧縮、約4.92億株に減少する方針を打ち出していた。
今回は2億1775万株の普通株を公募増資で発行、オーバーアロットメントでも最大2325万株を売り出す。調達資金は優先株の買い入れ、設備投資などに充てるとしており、既存の優先株をすべて買い入れ消却する方針としている。希薄化率は昨年の見通しよりかなり小さいものの、発行済み株式数は最大で39%程度の増加となり、需給悪化懸念などが株価を押し下げたもようだ。(編集担当:片岡利文)
三菱自動車が急落。売り気配でスタートし、午前11時19分には50円安(4.4%安)の1081円まで下落ししている。
japan,company
2014-01-08 11:30