「基幹技術も例外なし」 中国での「現地化」を進めるトヨタ=中国メディア

中国メディアの重慶商報は2日、2011年にトヨタ自動車の豊田章男社長が「中国はもっとも重要な市場だ」と述べたことを紹介し、「トヨタは現在、ハイブリッドシステムをはじめとする基幹技術について、日本以外の国として初めて中国で“現地化”しようとしている」と伝えた。
記事はトヨタが2013年に研究開発センターや部品会社を中国に設立したことを紹介し、「トヨタは基幹技術であっても例外なく、中国で現地化を実現する予定」などと伝えた。
さらに、2013年に中国で発売されたヴィオスとヤリスには、中国市場向けに設計・開発されたエンジンが搭載されているとしたほか、中国に設立した部品会社ではすでに中国の道路事情などに合わせた連続可変トランスミッションの生産が始まっていると伝えた。
続けて、トヨタはハイブリッド車の基幹部品を中国で生産したのち、2015年に中国産ハイブリッドシステムを搭載したカローラとレビンを発売する計画だと紹介。
さらに自動車業界のアナリストの発言として、ハイブリッドシステムを搭載したカローラとレビンはガソリン車のハイスペックモデルと同等の価格になると見込まれ、さらに長期メンテナンスや政策の後押しによって中国の消費者も受け入れやすい環境が整うとの見通しを示した。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:(C)Kongdet Langsiriwattanakul/123RF.COM)
中国メディアの重慶商報は2日、2011年にトヨタ自動車の豊田章男社長が「中国はもっとも重要な市場だ」と述べたことを紹介し、「トヨタは現在、ハイブリッドシステムをはじめとする基幹技術について、日本以外の国として初めて中国で現地化しようとしている」と伝えた。(イメージ写真提供:(C)Kongdet Langsiriwattanakul/123RF.COM)
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2014-09-02 11:45