ナトコ、今10月期3Qは原材料高などで営業大幅減益

 ナトコ <4627> が2日引け後、今10月期の第3四半期業績を開示している。  3Qの売上高は105億3000万円(前年同期比8.3%減)、営業利益は9億1100万円(同47.0%減)で着地した。  ファインケミカル事業において、化成品における電子材料向けのコーディング材需要が落ち込んだほか、塗料事業では、無塗装のフローリング製品の増加で内装建材用塗料の需要が減少。減収要因となった。利益面では、原材料価格の上昇や中国子会社の操業準備費用の増加が影響した。  同社の通期計画は、売上高が前期比12.5%減の140億円、営業利益は53.1%減の12億円を予想。従来予想を据え置いた。3Q時点の進ちょく率は、売上高で75.2%、営業利益が75.9%と順調な推移をみせている。  ナトコの2日の終値は、16円高の930円。(編集担当:片岡利文)
ナトコが2日引け後、今10月期の第3四半期業績を開示している。
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2014-09-02 15:30