日経平均は大幅続伸、円安進行で買い優勢に=長島和弘
■今日の動きから
9月2日の東京株式市場、日経平均株価は192円高の1万5668円60銭と大幅続伸しました。内閣改造で公的年金改革に積極的な塩崎元官房長官が厚生大臣と伝わったことから、円安が進行し、買い優勢の展開となりました。日経225採用で値上り銘柄数は194、値下り銘柄数は26、変わらずは5。東証1部上場値上り1245銘柄、値下り467銘柄、変わらず107。全33業種中医薬品、海運を除く31業種が値上り。TOPIXも続伸。マザーズは3日ぶりに反落。東証REITは反発しました。
日経225採用銘柄では、日経寄与度の高いファーストリテ <9983> 、ソフトバンク <9984> 、ファナック <6954> が上昇。主力の日立 <6501> 、トヨタ <7203> も上昇しました。
材料の出た銘柄を物色する流れは続いているものの、ゲーム関連が調整、建設株が上げ一服となっており、全般相場はここから一段高へ向かうか、好循環買いとなるか見極めるところだろう。(執筆者:長島和弘)
材料の出た銘柄を物色する流れは続いているものの、ゲーム関連が調整、建設株が上げ一服となっており、全般相場はここから一段高へ向かうか、好循環買いとなるか見極めるところだろう。
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2014-09-02 15:45