「ヘネシーV.S」、シェパード・フェアリーとコラボの限定品発売

 MHD モエ ヘネシー ディアジオ(MHD、本社・東京都千代田区)は1日、数量限定商品として「ヘネシーV.S リミテッドエディション by SHEPARD FAIREY」を発売した。同ブランドの主力商品である「ヘネシーV.S」が、商品デザインで現代アーティストとして高く評価されるシェパード・フェアリーとコラボレーションした。同商品の発売を記念して、東京都・渋谷宇田川町では「Hennessy Very Special Bar(ヘネシー・ベリー・スペシャル・バー)」が9月23日までの毎週水曜日の期間限定で営業している。(写真はサーチナ撮影)  「ヘネシーV.S」と世界を代表する一流アーティストとの“競演”は、Kaws(カウズ)、Futura(フューチュラ)、Os Gemeos(オス・ジェメオス)に続く、第4弾だ。  フェアリーは「ヘネシーが長年の歴史において守りぬいてきた品質・確実性・伝統と優雅さの中に、自分のアーティストとしての仕事の仕方との共通点を見出した」と説明。両者には共通の価値観が多くあるという。  ヘネシーによると、今回の「ヘネシーV.S リミテッドエディション by SHEPARD FAIREY」では、「伝統を重んじながらも革新を続けていくことを恐れないヘネシーの精神がフェアリーのデザインのインスピレーションの根源」となった。  フェアリーは、さらに奥深い理解を得るためにコニャックを訪れ、醸造から製造過程、テイスティングに至るまで体験を体験。実際に体感したヘネシーの歴史と妥協なき製造プロセス、そしてオー・ド・ヴィー(原酒)へのこだわりを理解して、今回のデザインが誕生したという。  ボトルの中心部に施されている星をかたどったマークはシェパード・フェアリーの探究心、ラベルに使用されたブラック、ゴールド、レッド、ベージュの4色はヘネシーの創業当時からのブランドカラーに加えてシェパード・フェアリーが好んで使用しているものを取り合わせたもので、デザイン全体としても躍動感が際立つことになった。  ヘネシーの誕生は1765年。初代のリチャード・ヘネシー以来、現在までの8代にわたり、厳選された畑の葡萄によるオー・ド・ヴィー(原酒)のみを使用してきた。現在では世界最大30万樽に及ぶ貯蔵量の中から最高の相性のブレンドを選ぶなどで、「世界で最も愛飲されている、こだわりのコニャック」として知られる。日本に初めて輸入されたのは1868年(明治元年)と、日本でも愛され、評価されつづけてきたコニャックのブランドだ。  シェパード・フェアリーは米サウスカロライナ出身で、ロサンゼルスを拠点に活動。世界のトップ5ストリート・アーティストの1人とされ、オバマ米大統領の選挙ポスターも手がけている。パワフルなデザインや希望に溢れたメッセージは、公共の壁画からポスター、Tシャツなど、さまざまな素材を通じて、多くの人に影響を与え続けている。  MHDは28日、「ヘネシーV.S リミテッドエディション by SHEPARD FAIREY」の発売記念イベントを開催。同イベントにはフェアリー氏も参加し、デザインのコンセプトを説明し、発売について「とてもうれしい」、「興奮している」などと述べた。同イベントでは出席者に、フェアリー氏が考案したカクテルも振る舞われた。  同商品の発売を記念して、東京都・渋谷宇田川町では「Hennessy Very Special Bar(ヘネシー・ベリー・スペシャル・バー)」が9月23日までの毎週水曜日(最終日はイベント)の期間限定で営業するが、同店でもフェアリー氏考案のカクテルを楽しむことができる。(編集担当:中山基夫)
MHD モエ ヘネシー ディアジオ(MHD、本社・東京都千代田区)は1日、数量限定商品として「ヘネシーV.S リミテッドエディション by SHEPARD FAIREY」を発売した。
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2014-09-02 17:15