タキロンは急反発、いちよし経研が新規「A」でカバレッジ開始

 タキロン <4215> が3営業日ぶりに急反発し、午前9時31分に49円高(9.60%高)の559円を付けた。いちよし経済研究所が2日付リポートでカバレッジを開始した。投資判断は「A」、フェアバリューは900円。  マンション共用部で使用される防滑性ビニル床材のリフォーム向けで同社の国内シェアは約7割という。住宅資材企業がリフォーム向けの販売を模索するが、販路開拓に時間を要しているため、同社の優位性は高いと判断。塩ビ製床材を手掛ける他社と比較しても株価指標面で割安感があると指摘した。  このほか、ポリカーボネート板は省エネ目的で駅舎や工場、倉庫などの改修工事や高速道路の採光材などで採用が増加。大口径、高深度に強みを有するハウエル管はリニア中央新幹線の工事進行で発生する残土の埋戻処理の増加とともに販売が伸びると予想している。(編集担当:宮川子平)
タキロン(4215)が3営業日ぶりに急反発し、午前9時31分に49円高(9.60%高)の559円を付けた。
japan,company
2014-09-03 09:30