モブキャストの今12月期業績予想を三菱UFJモルガン証が修正

 モブキャスト <3664> に対して、三菱UFJモルガン・スタンレー証券が2日付でリポートを発行した。  同証券による今12月期の営業利益予想は、従来見通しの4億1400万円から3億4400万円に引き下げ。会社計画の1億円(前期は4億4500万円の赤字)は超過しているものの、減額修正している。  4―6月期において、主力タイトル「モバプロ」の衰退、6月スタートの「モバノブ」の伸び悩みなどで、売上高が前年同期比28.7%減、営業利益は同71.5%減となったことを「ネガティブ」と評価。通期予想の見直し要因とした。  ただし、9月末に配信予定のネイティブアプリゲーム「ドラゴンスピンZ」については、著名なプロディーサーが関与している点や、外注の選定ミスでリリースが遅れた分ゲームクオリティの改善が期待されていることもあり、「注視すべき」と指摘している。  同証券によるレーティング「アンダーパフォーム(弱気)」、目標株価675円は従来予想を据え置いた。  モブキャストの3日の終値は、前場に19円安の951円まで売られる場面があったものの、その後は小幅安水準まで戻している。(編集担当:片岡利文)
モブキャストに対して、三菱UFJモルガン・スタンレー証券が2日付でリポートを発行した。
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2014-09-03 12:45