マクドナルド中国、新たな材料供給元を確定 福喜食品は完全締め出し=中国メディア

 マクドナルド中国が2日、肉類の新たな供給元を決定し、期限切れの食肉を供給していたことで問題になった上海福喜食品を含む、福喜グループのすべての企業を供給元から外した。中国メディア・羊城晩報が3日に報じた。  記事は、マクドナルド中国が新たな肉類供給企業について銘基(Mckey)、嘉吉(Cargill)、荷美爾(Hormel)、海神叉(Trident)、聖農(Sunner)の5社に確定したことを紹介。また、新たな野菜供給元としてCreative Food Groupを選んだほか、審査中の企業が1社いることを伝えた。  また、マクドナルド中国はこの6週間で第三者機関と協力のうえ、すべての肉類、野菜類供給元に対する抜き打ち検査を実施しており、残る食品の供給企業に対しても審査を実施していると記事は紹介した。  上海福喜食品による「期限切れ肉」問題の影響を受け、マクドナルドでは一部原料の供給がストップ。中国では8月下旬より全国で肉類製品の供給を続々と再開させているほか、肉類製品より時間のかかる野菜類製品についても今月3週目以降に通常供給が可能になるという。  サプライヤーが確定したことで、今後中国のマクドナルドでは商品の提供が回復し、通常営業に戻ることになりそうだ。(編集担当:今関忠馬)
マクドナルド中国が2日、肉類の新たな供給元を決定し、期限切れの食肉を供給していたことで問題になった上海福喜食品を含む、福喜グループのすべての企業を供給元から外した。中国メディア・羊城晩報が3日に報じた。
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2014-09-03 17:30