通期の業績予想を大幅に上方修正した銘柄は=金山敏之
3月期決算企業の第1四半期決算発表も終わりましたが、この第1四半期はマネックス証券の集計で前年同期比1.8%の増益を確保しました。非製造業が消費増税の駆け込み需要の反動から3%程度の減益となったものの、製造業が9%近い増益と健闘して全体を支えました。こうしたなかで期初から3カ月しか経っていないこともあって通期の業績予想に踏み切る企業は限定的だったといえます。
しかし、今期の第1四半期決算でも通期の業績予想を大幅に上方修正した銘柄もみられます。そこで今回は通期の業績予想を期初から1割以上引き上げた銘柄をピックアップしてみました。なかには通期の見通しを5割以上も引き上げた企業があるうえ、戸田建設 <1860> や熊谷組 <1861> 、日本化学工業 <4092> では上方修正によって減益予想が一転して増益予想となっています。 (執筆者:金山敏之 マネックス証券シニア・マーケットアナリスト 編集担当:サーチナ・メディア事業部)
今期の第1四半期決算でも通期の業績予想を大幅に上方修正した銘柄もみられます。そこで今回は通期の業績予想を期初から1割以上引き上げた銘柄をピックアップしてみました。
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2014-09-03 18:30