三菱UFJモルガン証が大阪チタの目標株価を引き下げ
大阪チタニウムテクノロジーズ <5726> に対して、三菱UFJモルガン・スタンレー証券が7日付で目標株価を引き下げている。
大阪チタは昨年(13年)9月に半導体用ポリシリコンとチタン溶解の生産拠点を集約、尼崎ポリシリコン工場からの撤退、岸和田工場のチタン溶解炉を廃棄・売却すると発表し、今3月期の第2四半期に34億円の特別損失を計上している。
同リポートでは、チタン・ポリシリコン事業はともに今期・来期に最悪期を迎えると見ており、チタン事業では減産体制によるコスト増、ポリシリコン事業では事業再構築による固定費減、品種構成の改善などが業績に影響すると予想。今期の営業利益は従来予想の10億円から11億円に引き上げたものの、来期は18億円から14億円に引き下げている。
また、「今期は業績のボトム、来期以降も需要回復の傾きが見えずらい」との市場の認識があることなどから、投資判断は「ニュートラル(中立)」を継続、目標株価は2200円から1800円に引き下げている。
大阪チタの8日の株価は、朝方は前日終値付近でもみ合っていたものの、後場に下げ幅を拡大。午後0時41分に38円安の1755円まで売られている。(編集担当:片岡利文)
大阪チタニウムテクノロジーズに対して、三菱UFJモルガン・スタンレー証券が7日付で目標株価を引き下げている。
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2014-01-08 13:15