【今日のドル円】年初来高値を目指すには米指標結果次第、材料一巡で失速
ドル/円は昨日、105.30円台まで上値を伸ばすも、日本の内閣人事が正式発表されると材料一巡とみなされて失速し、104円台へ値を沈めた。ここから年初来高値を目指すには、米国の材料次第と言える。
5日発表の米8月雇用統計を睨み、特に米8月ADP全国雇用者数(21時15分)や米週次新規失業保険申請件数(21時30分)、米8月ISM非製造業景況指数(23時)などは手掛かり材料視されよう。良好な結果が続けば、再度上値を試すことになりそうだ。
なお、本日は日銀の黒田総裁の会見なども予定されているが、前回の会合から日本経済を取り巻く状況に大きな変化はないため、目新しい発言はなく、ドル/円上昇を推進する材料としては考えにくいと見る。(執筆:外為どっとコム総合研究所 編集担当:サーチナ・メディア事業部)
ドル/円は昨日、105.30円台まで上値を伸ばすも、日本の内閣人事が正式発表されると材料一巡とみなされて失速し、104円台へ値を沈めた。ここから年初来高値を目指すには、米国の材料次第と言える。
economic,gaitamedotcom,gaitame_todaydollars,fxExchange
2014-09-04 09:30