日経平均終値は307円高、ヤフーや任天堂が急騰
8日の日経平均株価終値は、307円08銭高の1万6121円45銭と大幅反発。
前日のNYダウ大幅高もあり、日経平均は129円高と寄り付きから急反発、幅広い銘柄が買われた。前場は1万5900円台でもみ合ったあと、後場には1万6000円台で推移し、大引け前には1万6100円台に乗せ、高値引けとなった。
個別では、野村証券が目標株価を引き上げたヤフー <4689> が急騰したほか、中国でのゲーム機販売解禁報道に反応し任天堂 <7974> が急動意。また、マグネシウム電池関連の思惑で藤倉ゴム工業 <5121> 、古河電池 <6937> 、藤倉化成 <4620> などが大きく買われた。
ほかにも、今2月期3Q業績が好調を維持したセブン&アイ・ホールディングス <3382> 、今8月期の1Q決算が大幅増益となったマニー <7730> が急伸したほか、新薬が米国で特許査定を受けたラクオリア創薬 <4579> 、ベトナムでネット販促サービスを開始したアライドアーキテクツ <6081> 、超薄型リチウム電池関連の材料からFDK <6955> がストップ高を付けた。
一方、今5月期の最終損益を赤字予想に修正したヴィレッジヴァンガードコーポレーション <2769> が急落。大型の公募増資で株式の希薄化が懸念された三菱自動車 <7211> 、エース証券との経営統合延期を発表した丸八証券 <8700> 、今5月期の配当予想を引き下げたハニーズ などが大きく売られた。
業種別では、証券、機械、金属製品、電機機器、タイヤ株などが買われ、食料品、水産株などが弱い動きを見せた。(編集担当:片岡利文)
8日の日経平均株価終値は、307円08銭高の1万6121円45銭と大幅反発。
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2014-01-08 15:00