日経平均は116円高スタート、円安進行で輸出株など堅調

 5日の日経平均株価は前日比116円46銭高の1万5792円64銭で寄り付いた。ドル・円が年初来高値を更新するなど円安が進行したため、日経平均は自動車株やハイテク株など輸出関連株を中心に堅調展開となった。  個別では、14年7月期で純利益6割増と報じられた稲葉製作所 <3421> が上昇し、15年1月期利益予想を上方修正した東京ドーム <9681> も高い。東証1部銘柄の指定承認を受けたウチヤマホールディングス <6059> や不二電機工業 <6654> も物色された。富士機製やファナックへの第三者割当増資を発表した浜井産業 <6131> も買いが先行している。  半面、15年7月期で営業益33.2%減予想のアルチザネットワークス <6778> は急落している。14年7月期業績予想を下方修正したメディアシーク <4824> は売り気配。(編集担当:宮川子平)
5日の日経平均株価は前日比116円46銭高の1万5792円64銭で寄り付いた。
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2014-09-05 09:15