積水ハウスが反発、賃貸住宅事業の好調で7月中間期業績を上積み
積水ハウス <1928> が反発。午前9時14分に65円高(5.0%高)の1375円まで上昇している。
同社は4日引け後に、今1月期の7月中間期業績を発表。売上高は9101億4600万円(前年同期比7.7%増)、営業利益は717億400万円(同28.7%増)で着地した。従来予想と比較して、売上高は150億円超上積みされ、過去最高を更新。営業利益は従来予想を約67億円上回った。
金利先高観の後退で戸建て住宅事業の受注が低調となった一方、賃貸住宅事業では相続税課税強化への対応などから、3・4階建ての賃貸住宅の販売が好調となり、受注も堅調に推移。同事業の売上高は前年同期比24.1%増となっている。
一方、通期計画は 売上高が前期比0.8%増の1兆8200億円と従来予想から400億円を減額、営業利益は同7.6%増の1420億円を据え置いたものの、純利益は30億円引き下げ、同7.8%増の860億円を見通した。
戸建て住宅販売の低迷見通しに加え、海外でも住宅販売が低迷していることや、投資有価証券評価損の計上などを要因としている。(編集担当:片岡利文)
積水ハウスが反発。午前9時14分に65円高(5.0%高)の1375円まで上昇している。
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2014-09-05 11:00