【高見沢健のマーケット&銘柄ウォッチ】改造内閣の目玉
■GPIF運用改革を主張してきた塩崎恭久厚生労働大臣に期待と評価
今回の内閣改造での目玉は、塩崎氏の厚生労働大臣としての入閣だ。塩崎厚労相は第2次安倍内閣では、アベノミクスの柱となる成長戦略に関して、政調会長代理として党サイドでオピニオン・リーダーの役割を果たし、一貫して主導的立場を通してきた人物だ。
また、塩崎氏は以前からGPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)の運用改革を強く主張してきたことで知られる。この塩崎氏が厚労相に就任の可能性が強まった9月2日に、ドル円は104円20銭処から翌3日の105円30銭処まで1円10銭円安に振れた。公的マネーが海外投資に向かい、巨額の円売りが発生するのでは、との見方が広がったためだ。
一方、国内株の運用比率の高まりも期待されるため、日経平均は2日の1万5516円から3日の1万5829円(ザラ場高値)まで300円余りの上昇を示した。7月31日のザラ場高値1万5759円をブレイクし、昨年12月30日の1万6320円を射程園に捉えてきた。(経済・証券ジャーナリスト)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
今回の内閣改造での目玉は、塩崎氏の厚生労働大臣としての入閣だ。塩崎厚労相は第2次安倍内閣では、アベノミクスの柱となる成長戦略に関して、政調会長代理として党サイドでオピニオン・リーダーの役割を果たし、一貫して主導的立場を通してきた人物だ。
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2014-09-05 12:15