日経平均は小幅続落、朝高後に失速、米雇用統計前で様子見

 5日の日経平均株価は前日比7円50銭安の1万5668円68銭と小幅ながら続落して取引を終えた。円安進行を背景に買いが先行し、日経平均は116円高で寄り付いたが、米8月雇用統計の発表を控えて様子見ムードも強く、買い一巡後は上げ幅を縮小。前場はプラス圏を維持したものの、円安が一服したこともあり、後場は下げに転じた。  個別では、マネーパートナーズグループ <8732> などFX関連銘柄の一角が利益確定売りに押された。連日で急伸した古河電池 <6937> もさえない。14年7月期業績予想を下方修正したメディアシーク <4824> はストップ安配分された。15年7月期で営業益33.2%減予想のアルチザネットワークス <6778> も軟調。  半面、15年1月期利益予想を上方修正した東京ドーム <9681> が上昇。東証1部銘柄の指定記念で優待を実施する橋本総業 <7570> も堅調に推移した。1部銘柄に指定されたウチヤマホールディングス <6059> も高い。富士機製やファナックを割当先とした第三者割当を発表した浜井産業 <6131> も買われた。(編集担当:宮川子平)
5日の日経平均株価は前日比7円50銭安の1万5668円68銭と小幅ながら続落して取引を終えた。
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2014-09-05 15:00