コンテックは環境関連で最高益更新、PER6倍台
産業用パソコン大手のコンテック <6639> (東2)は、9月5日(金)は、9月4日に「びわ湖環境ビジネスメッセ2014」(10月22日(水)-24日(金)滋賀県立長浜ドームで開催)に太陽光発電データ計測/表示システム「SolarViewシリーズ」の各製品を出展すると発表。見直される可能性がある。最高益更新が見込まれるほか、割安感があり注目したい。
同社は、電子機器事業(産業用コンピュータ、計測制御、ネットワーク、ソリューション)、EMS事業を展開している。足元の業績は、今14年3月期第1四半期売上高49億9000万円(前年同期比16.3%増)、営業損益2600万円の赤字(同1億8300万円の赤字)、経常損益1800万円の赤字(同1億6600万円の赤字)、最終損益2億6200万円の黒字(同1億8100万円の赤字)と黒字転換着地。電子事業は企業における設備投資が増加傾向となっていることを背景に、産業用コンピュータ製品や計測制御製品の販売が堅調に推移。販管費の増加で僅かながらの改善にとどまった。EMS事業はダイフク向けの物流システム用制御機器の販売が昨年と比べて増加したほか、工場の生産体制を見直し、生産性を向上させたことにより利益率が大きく改善した。
通期業績予想は売上高230億円(前期比4.8%増)、営業利益10億円(同85.8%増)、経常利益10億円(同80.2%増)、純利益9億円(同23.7%増)と最高益更新を見込んでいる。年間配当は30円を予定している。海外景気の下振れ懸念があるものの、輸出の持ち直し、企業の設備投資の増加を背景に、再生可能エネルギー、医療・介護、デジタルサイネージなどの成長分野及びアジア地域などの成長市場への取組みを強化するとともに、高収益体質の実現と継続的な成長を目指すことへの期待感がある。
株価は、6月11日につけた年初来の高値2020円から6月27日安値1712円、7月18日安値1661円、8月13日安値1516円と売り込まれ三段下げを終了。1600円割れで下値を固め、26週移動平均線がサポートした感がある。ドイツ、フランス、イタリアを拠点とする販売パートナー3社と共に産業用コンピュータ・計測制御製品の拡販を推し進めており海外展開も期待される。今期予想PER6倍台、PBR0.79倍と割安感があり、上値抵抗線の13週移動平均線を突破出来るか注目されよう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
産業用パソコン大手のコンテック<6639>(東2)は、9月5日(金)は、9月4日に「びわ湖環境ビジネスメッセ2014」(10月22日(水)-24日(金)滋賀県立長浜ドームで開催)・・・。
economic
2014-09-07 13:00