カナモトは通期見通しの据え置きで利益確定売り先行
カナモト <9678> は急落し、午前9時15分に520円安(10.98%安)の4215円を付けた。5日引け後に発表した14年10月期第3四半期の決算では大幅な増収増益を確保したものの、通期業績予想を据え置いたことからいったん材料出尽くし感が出て利益確定売りが先行した。
第3四半期の売上高は前年同期比15.4%増の926億5700万円、営業利益は同52.4%増の128億1300万円だった。インフラ老朽化対策工事や復興工事の増加などで全国的に建設機械のレンタル需要が堅調に推移した。通期では売上高1226億円(前期比10.6%増)、営業利益160億1000万円(同40.5%増)、純利益同77億7000万円(同33.8%増)を見込んでいる。
株価はこれまで下値支持線として意識されてきた25日移動線を割り込んだが、朝方の時点では75日線で下げ止まった。(編集担当:宮川子平)
カナモト(9678)は急落し、午前9時15分に520円安(10.98%安)の4215円を付けた。
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2014-09-08 09:45