【高見沢健のマーケット&銘柄ウォッチ】サンワテクノスに有望性、膨大なアジア需用獲得に注目、ひとまず1400円へ
今後10年のグローバル経済を考えると、最も成長する地域はやはりアジアだ。1人当たりの国民所得の伸びが大きく、自動車や家電、スマホなど通信機器に対する需要は大幅な伸びが見込まれる。
8月4日付けで紹介したサンワテクノス <8137> は当日終値1018円から現在1080円台に水準を上げているが、今後の展開力の豊かさを勘案すると上昇余地は極めて大きいと予測される。
同社の山本社長は、アジアの膨大な需要を獲得すべく、タイに続いてインドネシア、さらにフィリピンやベトナムの拠点設立へと動きつつある。2016年3月期には連続売上高全体に占めるアジア地域の比率を30%超に高める方針、前期末で有利子負債47億3300万円に対し、現金・預金69億3700万円有し、実質無借金という好内容。1株利益は今期163円、来期202円の見通しで、7月高値1165円から8月安値957円への下げの倍返しで、ひとまず1400円近いレベルを目指そう。(経済・証券ジャーナリスト)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
今後10年のグローバル経済を考えると、最も成長する地域はやはりアジアだ。1人当たりの国民所得の伸びが大きく、自動車や家電、スマホなど通信機器に対する需要は大幅な伸びが見込まれる。
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2014-09-08 10:30