神鋼環境がミドリムシの本格培養を開始
神鋼環境ソリューション <6299> が8日、微細藻類であるユーグレナ(ミドリムシ)の本格培養開始を発表した。
単位面積当たりのバイオマス獲得量が光合成培養の数百倍程度となる「従属栄養培養」によるもので、気候に影響されず安定した培養が可能になるとしている。
同社の発表によれば、今回の新規株では従来バイオ燃料として有望と考えられてきた「ユーグレナ・グラシリスZ株」と比較し、バイオマスの生産性が2倍以上になるという。サンプル生産の体制が整ったことで、同社は今後、バイオ燃料や食品、下水処置、化成品などの商品化検討に入る。
神鋼環境の8日の終値は、7円安の461円。同社は13年3月に、従来よりも油脂含有率の高いミドリムシを発見、培養に成功したと発表している。(編集担当:片岡利文)
神鋼環境ソリューションが8日、微細藻類であるユーグレナ(ミドリムシ)の本格培養開始を発表した。
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2014-09-08 16:45