【本日注目の通貨ペア】ポンド/円:スコットランド独立関連報道でもう一段安も
9月6日、英紙サンデー・タイムズがスコットランド独立に絡む世論調査を行った。この調査で、スコットランド独立賛成派は51%と、反対派(49%)を初めて上回った。これを受け、今朝早朝からポンドは大幅に下落。ポンド/円は一時、5月30日以来の170円割れとなった。
18日のスコットランド独立を問う住民投票に向け、支持率に対する思惑などから目先のポンドはかなり神経質な展開が予想される。住民投票で独立賛成が過半数を超え、実際に独立に向けて動き出せば、他の地域についても独立の機運が高まる可能性があるなど、英国国内の混乱は必至だ。英国はスコットランドが独立した場合、ポンドの使用を許可しない意向を表明しており、英国通貨そのものを巻き込んだ事態に発展する可能性がある。
足元では独立への支持率が上がるとポンドが下落する傾向が見られており、これを手掛かりにどこまでポンド/円が下値を攻めるかが注目される。まずは5月29日安値169.543円、ここを割り込めば、4月15日安値169.398円がターゲットとなってこよう。(執筆:外為どっとコム 編集担当:サーチナ・メディア事業部)
9月6日、英紙サンデー・タイムズがスコットランド独立に絡む世論調査を行った。この調査で、スコットランド独立賛成派は51%と、反対派(49%)を初めて上回った。これを受け、今朝早朝からポンドは大幅に下落。ポンド/円は一時、5月30日以来の170円割れとなった。
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2014-09-08 18:00