中国は日本を鏡として真の実力を見据えなければならない=中国メディア
中国メディアの騰訊訂閲はこのほど、証券市場紅周刊のコラムとして、「中国では日本に関する報道が溢れており、中国人は日本に関する情報に麻痺している一方で、日本に対する知識が少なすぎる」と論じ、中国は日本を鏡として真の実力を見据えなければならないと伝えた。
記事は、中国の作家である周倩氏が執筆した書籍の内容として、中国人はいつも「日本の財政収入が減少した」、「日本は高齢化が進んでいる」、「日本人の生計はどんどん苦しくなっている」など、日本のマイナスの面ばかりを見ていると主張。
一方で、中国人は自国については「スーパーコンピューターが世界1位になった」など優れた面ばかりしか見ていないとの見方を示し、「中国が世界一の奢侈品(ぜいたく品)消費大国であり、欧米諸国が裕福な中国人観光客を歓迎しているとしても、中国は今なお開発途上国だ」と論じた。
さらに日本経済の強みを見てみれば、中国経済の強みなど楽観視できるものではないと主張。日本は世界の自動車市場を牛耳っており、産業用ロボット市場として世界一となった中国において、最大のシェアを誇るのは日本企業であり、中国企業のシェアは合計しても5%程度に過ぎないと主張した。
続けて、中国は自国の優れた面ばかり見ているのではなく、日本を鏡として自国の本当の実力を見つめなおす必要があると主張した。(編集担当:村山健二)
中国メディアの騰訊訂閲はこのほど、証券市場紅周刊のコラムとして、「中国では日本に関する報道が溢れており、中国人は日本に関する情報に麻痺している一方で、日本に対する知識が少なすぎる」と論じ、中国は日本を鏡として真の実力を見据えなければならないと伝えた。
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2014-09-09 09:15