中国は24年に米国超え、改革できなければハードランディングも=中国メディア
中国メディアの人民日報は8日、英紙デーリー・テレグラフの報道を引用し、市場調査会社IHSが「中国の消費が今後10年で3倍に成長し、中国経済は2024年に米国を超えて世界一の経済大国になる見通し」との報告を発表したことを伝えた。
記事は、IHSが報告書で、「中国の消費総額が今後10年で現在の3兆5000万米ドル(約368兆6500億円)から10兆5000万米ドル(約1105兆9300億円)に増加し、投資主導型の経済成長モデルから消費主導型の経済成長モデルへの転換に成功する見通し」と分析していることを紹介。
さらに、経済モデルの転換によって「中国の国内総生産(GDP)は14年の10兆米ドル(約1053兆2700億円)から24年には28兆3000億米ドル(約2980兆7500億円)に達する見込み」とし、米国の24年におけるGDP27兆4000億ドル(約2886億円)を超える可能性があると伝えた。
一方、デーリー・テレグラフが専門家の話として、「中国が持続的発展を実現するための構造改革を行えなければ、中国経済はハードランディングのリスクに直面する」と伝えたことも紹介した。
また記事は、IHSの報告書ではインド経済が2023年に日本を抜く見込みであることも紹介した。(編集担当:村山健二)
中国メディアの人民日報は8日、英紙デーリー・テレグラフの報道を引用し、市場調査会社IHSが「中国の消費が今後10年で3倍に成長し、中国経済は2024年に米国を超えて世界一の経済大国になる見通し」との報告を発表したことを伝えた。
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2014-09-09 10:15