【株式市場】5年ぶり円安が国内では横ばいのため日経平均の上値重く材料株を売買
◆日経平均の前引けは1万5752円58銭(47円47銭高)、TOPIXは1300.76ポイント(2.12ポイント高)、出来高概算(東証1部)は10億466万株
9日前場の東京株式市場は、円相場が海外で5年11ヵ月ぶりの円安になったことは歓迎されたものの、朝方からほとんど動かなかったためトヨタ自動車 <7203> やソニー <6758> などの主力株は朝方を高値に一進一退を続けた。日経平均も朝方の90円71銭高(1万5795円82銭)を上値にもみ合う展開となり、今週末の先物、オプションのSQ(特別清算値)算出を前に方向感がなかった。
中で、ソフトバンク <9984> は出資する中国アリババ集団の米国上場を材料に活況で戻り高値、五洋建設 <1893> はシンガポールで大型受注と伝えられ高値を更新、ウイン・パートナーズ <3183> は東証1部への昇格決定を好感し高値更新。ネットプライスドットコム <3328> (東マ)は円安効果が言われて急伸し、マネースクウェア・ジャパン <8728> やトレイダーズホールディングス <8704> (JQS)は円相場の値動き活発化によるFX取引活発化が言われて高値に進んだ。
東証1部の出来高概算は昨日前場とほとんど同水準の10億466万株、売買代金も同水準の9008億円。1部上場1823銘柄のうち、値上がり銘柄数は746銘柄、値下がり銘柄数は907銘柄だった。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
日経平均の前引けは1万5752円58銭(47円47銭高)、TOPIXは1300.76ポイント(2.12ポイント高)、出来高概算(東証1部)は10億466万株。
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2014-09-09 12:15