日精工の投資判断と目標株価を野村証が引き上げ
日本精工 <6471> に対して、野村証券が8日付でリポートを発行。レーティングと目標株価を引き上げている。
同証券による今3月期の営業利益見通しは、従来予想の770億円から880億円に上方修正。会社計画の830億円(前期比22.0%増)からの上積みを予想し、中期計画で掲げている16年3月期計画の860億円を1年早い段階で超過すると見通した。
この要因としては、中国における自動車事業の安定成長や産業機械事業の回復見通し、先行投資と収益貢献の両立が計れている業務執行力、精機事業の利益改善基調などを挙げ、「円安メリット一巡後に自助努力でシェア拡大や費用抑制ができる企業は、利益成長力が高く、安心感が高い」とコメントしている。
レーティングは「ニュートラル(中立)」から「バイ(買い)」に引き上げ、目標株価は1400円から1700円に増額している。
日精工の9日の株価は、前場に76円高(5.3%高)の1505円まで買われる場面があった。(編集担当:片岡利文)
日本精工に対して、野村証券が8日付でリポートを発行。レーティングと目標株価を引き上げている。
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2014-09-09 13:15