【株式市場】景気対策予算に期待あり5年ぶりの円安も奏功し日経平均は続伸
◆日経平均の前引けは1万5749円15銭(44円04銭高)、TOPIXは1299.62ポイント(0.98ポイント高)、出来高概算(東証1部)は18億9690万株
9日後場の東京株式市場は、消費税の2段階引き上げを補完する景気対策予算に期待があり、若築建設 <1888> が地方創生政策の恩恵もあって続伸となり、前場は軟調だったファナック <6954> はクッキリ堅調に転じたほか、五洋建設 <1893> はシンガポールでの大型受注報道も加わって高値更新。日経平均は朝方の90円71銭高(1万5795円82銭)を向けなかったものの、50円高前後で堅調に推移した。
トヨタ自動車 <7203> やソニー <6758> も高い。ソフトバンク <9984> が出資する中国アリババ集団の米国上場を材料に活況で戻り高値に進み、神鋼環境ソリューション <6299> (東2)は緑藻類ミドリムシ大量生産報道を材料にストップ高、トレイダーズホールディングス <8704> (JQS)は円相場の値動き活発化によるFX取引活発化が言われて高値を更新。モルフォ <3653> (東マ)は10月決算への期待が再燃とされてストップ高となった。
東証1部の出来高概算は18億9690万株(前引けは10億466万株)、売買代金は1兆7629億円(同9008億円)。1部上場1823銘柄のうち、値上がり銘柄数は660(同746)銘柄、値下がり銘柄数は1017(同907)銘柄。
また、東証33業種別指数は14業種(同15業種)が値上がりし、値上がり率上位は、情報・通信、保険、ゴム製品、海運、輸送用機器、機械、繊維製品、電気機器、パルプ・紙、空運、などだった。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
日経平均の前引けは1万5749円15銭(44円04銭高)、TOPIXは1299.62ポイント(0.98ポイント高)、出来高概算(東証1部)は18億9690万株。
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2014-09-09 15:30