EUで中国製玩具、今年1-7月で安全性通報320件 化学的危険性が最多=中国メディア

 中国メディア・中国質量新聞網は9日、1-7月の間にEU市場で取引された製品のうち、欧州委員会などが管理する「非食用製品緊急警報」(RAPEX)によって、安全性に問題があると公告された中国製品では773件あり、そのうち玩具が320件で最も多かったことを伝えた。  記事は、RAPEXが2001年に設置され、おもにEU加盟国市場の監督管理機関や欧州委員会が、EU市場で発見した危険製品の情報を報告するのに用いられていると紹介。  同システムを利用して危険性が指摘された玩具320件のうち、一番多かった原因は化学的な危険性で154件、全体の48.1%を占めた。以下、窒息の危険性が115件、ケガの危険性が59件と続いた。  化学的な危険性はおもに欧州化学品規制(REACH)に抵触するもの、窒息や傷害のリスクはEU「玩具安全指令」および関連標準にかかわるものが多かったという。(編集担当:今関忠馬)
中国メディア・中国質量新聞網は9日、1-7月の間にEU市場で取引された製品のうち、欧州委員会などが管理する「非食用製品緊急警報」(RAPEX)によって、安全性に問題があると公告された中国製品では773件あり、そのうち玩具が320件で最も多かったことを伝えた。
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2014-09-10 08:30