日経平均は60円安で寄り付き、マクドナルドは朝安後にプラス転換

 10日の日経平均株価は、60円60銭安の1万5688円55銭で寄り付いた。  前日のNYダウは、利益確定売りが進み97ドル安と続落。外国為替市場でドルが106円台前半ともみ合ったこともあり、日経平均も売りが先行しての取引スタートとなった。  個別株では、8月の既存店売上が25%減となった日本マクドナルドホールディングス <2702> が小幅安でスタートしたあとにプラス転換。今10月期の利益予想を下方修正したアヲハタ <2830> が軟調となり、老人ホーム会社買収が報じられた東京建物 <8804> も弱含んでいる。  一方、今4月期1Q営業益が42%増となった東建コーポレーション <1766> が買い気配でスタート。窒素を使った消火装置を開発したモリタホールディングス <6455> や、今10月期予想を上方修正したミロク <7983> なども買い気配となっている。  また、今10月期末に記念配を実施するイハラケミカル工業 <4989> や、来3月期末の有利子負債ゼロ見通しが観測された富士通ゼネラル <6755> は強含んでいる。(編集担当:片岡利文)
10日の日経平均株価は、60円60銭安の1万5688円55銭で寄り付いた。
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2014-09-10 08:30