イハラケミが期末配当を増額、株価は高値更新後に売り転換
イハラケミカル工業 <4989> が寄り付きで11円高の1093円まで買われたが、その後は売り圧力が高まり、午前9時17分には30円安(2.8%安)の1052円まで下落している。
同社は9日引け後、今10月期の今期の期末一括配当を修正。11月に創立50周年を迎えることから、従来予想の普通配当5円に期末配当5円を加え、10円(前期は5円)とした。
同時に発表されたイハラケミの第3四半期業績は、売上高が281億4500万円(前年同期比24.5%増)、営業利益は27億2900万円(同48.3%増)。農薬事業で国内向けは芝用除草剤や殺菌剤、海外向けは水稲用除草剤や畑作用除草剤が好調となった。
通期計画は従来予想を据え置いており、売上高は前期比18.7%増の360億円、営業利益同41.6%増の30億円を見通している。
10日の株価は連日の年初来高値となったことで、材料出尽くし感から利益確定売りが出たもようだ。(編集担当:片岡利文)
イハラケミカル工業が寄り付きで11円高の1093円まで買われたが、その後は売り圧力が高まり、午前9時17分には30円安(2.8%安)の1052円まで下落している。
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2014-09-10 09:30