味の素が後場急伸、冷食の米ウィンザー社を買収すると発表
味の素 <2802> が10日午後1時に、米国のウィンザー・クオリティ・ホールディングス社を買収すると発表した。
ウィンザー社は米国の食品メーカーとしてアジア食やメキシカン、イタリアンなどを手掛けており、米国冷凍食品市場で小売店8万店とのネットワークを持つという。また、外食向けでもレストラン12万店と取引しており、今後、味の素は日本食やアジア食において、ウィンザー社の販売網を利用した小売り・外食販売チャネルの強化が期待できる。
買収金額は約840億円となり、味の素は11月上旬にウィンザー社の全株式を取得する予定としている。
味の素の株価は、前場は前日終値付近でもみ合っていたものの、後場に急伸。午後1時38分に28.5円高の1742.5円まで買われている。(編集担当:片岡利文)
味の素が10日午後1時に、米国のウィンザー・クオリティ・ホールディングス社を買収すると発表した。
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2014-09-10 13:45