日経平均は92円高スタート、金融セクターや輸出関連株が高い

 11日の日経平均株価は前日比92円13銭高の1万5880円91銭で寄り付いた。円安進行や米国株高を好感した買いが先行。上げ幅を100円超に拡大する場面もみられた。銀行や証券など金融セクターの上昇が目立っているほか、自動車やハイテクなど輸出関連株も堅調に推移している。  個別では、ベネッセHDとの合弁会社設立を発表したラック <3857> や14年9月中間期業績予想を上方修正したOKI <6703> などが買い気配スタート。コンビニを通じたミドリムシ入り食品の一斉展開を明らかにしたユーグレナ <2931> も急伸している。リクルートホールディングス <6098> の上場日が決まり、株主の大日本印刷 <7912> や凸版印刷 <7911> などが買われた。  半面、14年7月期で計画を下回り、今期の業績予想が市場コンセンサスに届かなかったドクターシーラボ <4924> は売りが先行した。外資系証券による投資判断の引き下げが観測されたコナミ <9766> もさえない。(編集担当:宮川子平)
11日の日経平均株価は前日比92円13銭高の1万5880円91銭で寄り付いた。
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2014-09-11 09:15