韓国が米国産コンデンセートの輸入へ 「中東依存」から脱却か=中国メディア

中国メディアの中国新聞社は10日、韓国の中央日報の報道を引用し、韓国が41年ぶりに米国から「コンデンセート」と呼ばれる超軽質原油を輸入することを伝え、「韓国は原油調達において中東諸国に過度に依存する現状から脱却することになるかもしれない」と論じた。
記事は、アラブ諸国が1973年に原油の対米輸出を禁止して以来、米国は自国のエネルギー需要を満たすために米国産原油の輸出を厳しく規制してきたと紹介。
一方で、近年の米国では「シェール革命」が起きたことで、米国内の原油供給に余裕が生まれたと指摘。米商務省は2014年7月に揮発油や軽油など精製油と同じく「製品」であることを条件に輸出を許可したと伝えた。
続けて、イスラム過激派の「イスラム国」など、不安定な中東情勢こそ原油供給における最大の不安要素の1つだと指摘。さらに40万バレルの米国産コンデンセートを積載した原油輸送船が11日に韓国に到着するとし、「今後、韓国が米国産原油を輸入するルートを開拓できれば、中東に過度に依存することによるリスクが軽減される」と報じた。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)
中国メディアの中国新聞社は10日、韓国の中央日報の報道を引用し、韓国が41年ぶりに米国から超軽質原油を輸入することを伝え、「韓国は原油調達において中東諸国に過度に依存する現状から脱却することになるかもしれない」と論じた。(イメージ写真提供:123RF)
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2014-09-11 10:15