【高見沢健のマーケット&銘柄ウォッチ】NYダウはアリババ上場の換金売りで軟調だが10月に再び上昇へ

  8月26日付けで「9月上旬から中旬にかけて、再度、下値を固める動きを見せた後、10月にかけて新高値に進む」とした。   NYダウは終値ベースで捉えると、7月16日の1万7138ドルを高値に8月7日の1万6368ドルまで770ドル下落した後、9月5日に1万7137ドルまで切り返したが、アリババ・グループというEコマース分野の大型上場を9月19日前後に控え、足もと換金売りでやや需給調整が進行している。   しかし、この調整は9月下旬には終了し、10月にかけて再び上値を試す動きが期待される。一方、注意しておきたいのは、このほどサンフランシスコ連銀が明らかにしたレポートによると「市場は将来の利上げを過小評価している」と警告を発したことだ。FRBがQE1,QE2、QE3で大量の資産購入を実施してきたが、その残高は来たる10月31日でピークとなる。10月中にNYダウが高値をつける可能性も出てきた、と見る。(経済証券ジャーナリスト)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
8月26日付けで「9月上旬から中旬にかけて、再度、下値を固める動きを見せた後、10月にかけて新高値に進む」とした。
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2014-09-11 12:00