【今日の言葉】電力も地方の時代

  『電力も地方の時代』=九州電力の鹿児島県にある川内原子力発電所の1号基と2号基が原子力規制委員会から安全基準を満たしていると発表された。再稼動に向かって進むことになる。   再稼動で誰が得をするか、ミステリー風に想像するなら、直接的には月間で200億円ともいわれる燃料費節減で九州電力の財務面であり従業員、取引先、株主にとって効果がある。間接的には電力料金値上げが抑制され、あるいは値下げも見込めることから地域住民にプラスといえる。   さらに、なぜ、九州からだろうかと、思いをめぐらせると政府の進める地方創生とも関係しているのではないかと推測される。仮に、九州でカジノが建設となれば大量の電力が必要となる。同じように地方創生の視点に立てば、九州に続き各地方の原発再稼動が予想されるのではなかろうか。電力は地方で作り、大都会は地方から電力を買うという時代が、さらに本格化するのかもしれない。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
『電力も地方の時代』=九州電力の鹿児島県にある川内原子力発電所の1号基と2号基が原子力規制委員会から安全基準を満たしていると発表された。
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2014-09-11 12:15