集中豪雨列島でカナモト続伸、いよいよ上場来初の5000円台へ
カナモト <9678> が、11日、140円高の4320円と前日の85円高に続いて買われている。日本列島の集中豪雨で手がける建設機械のレンタル需用が繁忙とみられる。
同社の本社は北海道札幌市だが、北海道だけにとどまらず全国規模で営業を展開している。最近は、大雪の影響はあっても豪雨はないとみられていた北海道まで集中豪雨の被害が発生している。今後、地方創生の観点から災害に強い地域作りも喫緊の課題で、建設機械の需用は間違いなく拡大の方向といえる。
2014年10月期の第3四半期(11~7月)では、前年同期比15.4%増収、営業利益52.4%増益と絶好調である。とくに、通期予想の営業利益に対し進捗率80.0%と高いことから通期の上振れが予想される。
予想1株利益は215.5円、配当は10円増配の年30円の見通し。
PERは20.0倍とマーケット平均15.1倍を上回るが、好調な業績と今期1株利益の上振れ見通し、さらに地方創生・強靭化のテーマ性を考慮すれば割安だろう。
去る、2日に4905円と5000円手前まで買われ調整だったが、災害列島を背景にいよいよ上場来高値となる5000円台が見込めそうだ。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
カナモト<9678>(東1)が、11日、140円高の4320円と前日の85円高に続いて買われている。日本列島の集中豪雨で手がける建設機械のレンタル需用が繁忙とみられる。
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2014-09-11 12:45