【株式市場】対ドルで一時107円台の円安となりTOPIXや日経400指数が年初来高値

◆日経平均の終値は1万5909円20銭(120円42銭高)、TOPIXは1311.24ポイント(4.45ポイント高)、出来高概算(東証1部)は21億3187万株   11日後場の東京株式市場は、13時過ぎに一時1ドル107円に入る円安進行となったため、輸出比率の高いアドバンテスト <6857> などが一段ジリ高となり、日経平均の先物も明日のSQ(特別清算値)算出を前に「勝負あり」の様子で上値を追う場面があり、連動性の強いファーストリテイリング <9983> も高く、日経平均は13時30分にかけて136円73銭高(1万5925円51銭)まで上昇した。   1月23日以来の1万5900円台回復。また、TOPIX(東証株価指数)、JPX日経400の各株価指数は年初来の高値を更新した。株高を受けて第一生命保険 <8750> や野村ホールディングス <8604> なども高い。今仙電機製作所 <7266> はモーターなどの動力を使わないウエアラブル(身に着ける)歩行補助機を連日材料に売買代金上位の大活況となって連日高値を更新し、米アップル社が発表した新スマートフォン「iPhone(アイフォーン)6」などを好感してソフトバンク <9984> などの取り扱い3社も高い。   緑藻類ミドリムシ大量培養の神鋼環境ソリューション <6299> (東2)は3日連続ストップ高となり、ユーグレナ <2931> (東マ)も反発。9月18日からの「東京ゲームショウ2014」に期待してKLab <3656> やグリー <3632> が活況高となり、ミクシィ <2121> (東マ)はストップ高の急反発となった。   本日、東証マザーズ市場に新規上場となったジャパンインベストメントアドバイザー <7172> (東マ)は「オペレーティングリース」を中軸とする金融ソリューション事業を展開し、前後場とも買い気配のまま値がつかず、公開価格2550円の2.3倍の5870円(本日の気配値での上限値段)で終了した。   東証1部の出来高概算は21億3187万株(前引けは11億2919万株)、売買代金は前場から1兆円台に乗り2兆0904億円(同1兆673億円)。1部上場1825銘柄のうち、値上がり銘柄数は817(同821)銘柄、値下がり銘柄数は840(同810)銘柄。   また、東証33業種別指数は22業種(同24業種)が値上がりし、値上がり業種は、情報・通信、保険、電力・ガス、銀行、輸送用機器、証券・商品先物、ゴム製品、海運、鉱業、その他製品、繊維製品、などだった。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
日経平均の終値は1万5909円20銭(120円42銭高)、TOPIXは1311.24ポイント(4.45ポイント高)、出来高概算(東証1部)は21億3187万株。
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2014-09-11 15:30