時価総額1兆円以上の大型株の高配当利回り銘柄は=金山敏之

 本日の日本経済新聞では、株式市場で配当利回りが高い大型株への資金流入が鮮明だと伝えています。9月中間期末を意識した配当取り狙いの動きや、景気懸念が浮上するなかで収益に安定感のある大型株を選好する流れが一因で、約13年3カ月ぶりの高値となったNTT <9432> など予想配当利回りが2-3%台で東証1部全体(加重平均)の2%弱を上回り、加えて時価総額が1兆円超の大型株が買われているとのことです。  そこで今回は中間配当を実施している3月期決算銘柄で、時価総額が1兆円以上、配当利回りが東証1部の平均を上回る2%以上の銘柄をピックアップしてみました。それをみると時価総額トップのトヨタ <7203> 、2位の三菱UFJフィナンシャルグループ <8306> が2%台後半の配当利回りとなっているほか、3位のNTTドコモ <9437> は3%を超える配当利回りで、その他にも3%を超える銘柄を幾つかみつけることができます。また、トヨタなど先日に取り上げた高配当利回りで最高益更新期待の銘柄と重なるものも一部みられます。(執筆者:金山敏之 マネックス証券シニア・マーケットアナリスト 編集担当:サーチナ・メディア事業部)
今回は中間配当を実施している3月期決算銘柄で、時価総額が1兆円以上、配当利回りが東証1部の平均を上回る2%以上の銘柄をピックアップしてみました。
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2014-09-11 18:15