日経平均は24円安スタート、ジャパンFが軟調

 12日の日経平均株価は、24円16銭安の1万5885円04銭で寄り付いたあと、すぐにプラス転換。前日終値付近での攻防となっている。  前日のNYダウが19ドル安ともみ合いに終わったものの、外国為替市場でドルが107円台前半まで買われ、円安が進展。輸出株の買い材料となった。  個別株では、今7月期の大幅増益が好感された綜合臨床ホールディングス <2399> や、9月中間期予想の上方修正した本多通信工業 <6826> 、新電力企業の電力融通システムを構築と報じられたエナリス <6079> が買い気配でスタート。  AV機器事業をオンキヨー <6628> と統合と報じられたパイオニア <6773> や、9月中間期が営業増益予想に転じたスターバックス コーヒー ジャパン <2712> 、今期の財務改善見通しが報じられた東洋インキSCホールディングス <4634> なども買いが先行している。  一方、今3月期の業績予想を減額したジャパンフーズ <2599> が急落。9月中間期予想を引き下げ、餃子などの値上げを発表した王将フードサービス <9936> も軟調となり、今1月期の7月中間期・通期予想を修正した石井表記 <6336> は売り気配となっている。(編集担当:片岡利文)
12日の日経平均株価は、24円16銭安の1万5885円04銭で寄り付いたあと、すぐにプラス転換。前日終値付近での攻防となっている。
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2014-09-12 09:15