金下落　米利上げ観測を背景に

　金は下落。米金融当局の利上げが予想よりも早期に行われるとの観測を背景に、インフレヘッジとしての金買いが減退した。市場筋は“ドルの上昇により金の上値は抑えられている”としたうえで、今後も引き続き同じような続くことを示唆している。 　原油は上昇。ロシアと西側の緊張が高まったことから、反発。ＥＵがロシアへの制裁強化に踏み切ったことを受け、米国も追随するとの声明を発表している。市場筋は“新たに制裁が科されるので、市場のボラティリティは高まるだろう。上昇局面でのこのようなニュースは、上昇にさらに弾みをつける可能性もある”とし、今後上昇がさらに進む可能性を示唆している。（情報提供：東岳証券株式会社）