わらべやが配当増額を発表、株価は高値更新後に失速
わらべや日洋 <2918> が急伸。寄り付き直後に54円高(2.6%高)の2101円まで上昇、8日に付けた年初来高値2050円を更新したものの、その後は利益確定売りが台頭、下落に転じている。
同社は8日引け後、今2月期の第3四半期業績を発表、期末の配当予想を修正した。
第3四半期業績は、売上高が1413億8100万円(前年同期比6.7%増)、営業利益が37億2600万円(同0.6%減)、純利益は23億7800万円(同13.6%増)で着地。米価の高騰などが影響したものの、主要取引先であるセブン―イレブンの積極出店やチルド温度帯商品の販売増などに対応し、新工場稼動や既存工場の増改築などで生産体制を増強したことが最終増益につながった。
通期計画は、売上高が1860億円(前期比6.3%増)、営業利益は40億円(同2.1%増)、純利益は22億円(同1.7%増)の予想を据え置いているものの、3Q時点の進ちょく率は営業利益が93.2%に達しており、純利益では通期計画を超過している。
なお、わらべやは今2月期の配当を修正。期末一括配当は従来予想の30円に創立50周年を記念した記念配5円を加え、35円とした(前期は30円)。(編集担当:片岡利文)
わらべや日洋が急伸。寄り付き直後に54円高(2.6%高)の2101円まで上昇、8日に付けた年初来高値2050円を更新したものの、その後は利益確定売りが台頭、下落に転じている。
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2014-01-09 09:15