【株式市場】3連休中の突発事件に備え日経平均はダレるが6年ぶり円安を好感し全般堅調

◆日経平均の前引けは1万5948円29銭(39円09銭高)、TOPIXは1313.72ポイント(2.48ポイント高)、出来高概算(東証1部)は27億4729万株   12日後場の東京株式市場は、6年ぶりの円安を好感してマツダ <7261> が後場寄り後に一段強含むなどで、日経平均が75円70銭高(1万5984円90銭)まで上げる場面があった。ただ、その後は3連休中にイスラム国やウクライナに関する事件が発生する懸念から手控える様子があり、ソニー <6758> は一進一退、ソフトバンク <9984> も売買交錯。   日経平均は14時頃に一時24円16銭安(1万5885円04銭)まで軟化する場面があった。TOPIX(東証株価指数)は前場2日続けて年初来の高値を更新。内需株に物色が移る様子があり、熊谷組 <1861> など建設株の一角が堅調になり、三井不動産 <8801> など不動産株の一角も堅調。アステラス製薬 <4503> は米国での効能拡大承認を材料に高い。   ネットワークバリューコンポネンツ <3394> (東マ)は米社の戦略商品の国内代理店契約などを引き続き好感してストップ高、光彩工芸 <7878> (JQS)は一昨日の第2四半期決算を好感し連日ストップ高。格安スマホの日本通信 <9424> (JQS)が「iPhone(アイフォーン)」対応SIMカードを材料に久々に活況高となった。   上場2日目のジャパンインベストメントアドバイザー(JIA) <7172> (東マ)は昨日買い気配のまま値がつかなかったものの、今朝は9時3分に5770円(公開価格2550円の2.3倍)で売買が成立して初値を形成。その後は後場もストップ高の6770円で売買をこなした。   東証1部の出来高概算は朝のSQ算出分が上乗せになり27億4729万株(前引けは17億3908万株)、売買代金は3兆1194億円(同2兆918億円)。1部上場1826銘柄のうち、値上がり銘柄数は765(同875)銘柄、値下がり銘柄数は913(同773)銘柄。   また、東証33業種別指数は15業種(前引けは19業種)が値上がりし、値上がり率上位は、輸送用機器、医薬品、機械、電力・ガス、倉庫・運輸、銀行、ガラス・土石、精密機器、ゴム製品、などだった。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
日経平均の前引けは1万5948円29銭(39円09銭高)、TOPIXは1313.72ポイント(2.48ポイント高)、出来高概算(東証1部)は27億4729万株。
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2014-09-12 15:45