ファーマFの前7月期は営業赤字で着地、売上計上遅れなど影響

 ファーマフーズ <2929> が12日引け後に前7月期決算を発表、今期予想を開示した。  前期の売上高は16億1400万円(前年同期比5.9%増)、営業損益は2800万円の赤字で着地。従来計画との比較では、売上高は1億3600万円の未達となり、営業損益は7000万円の黒字計画から1億円近くの減額となった。  機能性素材における中国や韓国向け案件において、売上計上が8月以降に先延ばしとなったことや、注力している通信販売事業で広告宣伝の強化が先行したことが減額要因となっている。  今期の業績予想は、売上高が前期比54.8%増の25億円、営業利益は2億円を予想。機能性素材事業で国内外の大手メーカーとの取引開拓に取り組むほか、創薬事業では独自のニワトリ抗体医薬事業で難治性の疾患に対する医薬品の開発を進め、製薬企業への導出を目指すとしている。  ファーマFの12日の終値は、12円高の317円。(編集担当:片岡利文)
ファーマフーズが12日引け後に前7月期決算を発表、今期予想を開示した。
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2014-09-12 21:30